お片付けが少々苦手な次女。
期末テストの期間中は、部屋が大惨事になっていました。
テストが終わってほっと一息。
やっと片付ける気分になったようです。
「散らかる」と言う現象は、モノを出しっ放しにするからですね。
では、出しっ放しはなぜ生まれるのか?
それは大きく分けて「収納スペースが少ない」「時間の余裕がない」と言う2つの理由があると思います。
片づけを眺めていて気が付いたこと
高校生の部屋ですから、散乱しているものと言えば
・参考書やプリント
・お菓子とお菓子のパッケージ
・化粧品や洋服
などです。
ふと眺めてみると、棚やタンスの引き出しは、スカスカなんですね。
つまり
出しっ放し!!
きちんとその都度、本来しまう場所に戻していけばいいのに、使っては置く、出しては置く、の繰り返し。
そのうち置く場所もなくなって、山になったプリント類は見事な雪崩を起こしていました。
それから、洋服も山積み!
これはですね
1、出かけようとして服を出す
2、なんだか合わない
3、違う服を出す(下手すると2と3を繰り返す)
4、時間が無くなる
5、片付ける時間がないから出しっ放し
負の無限ループを生んでいた結果でした。
そして、それは洋服だけでなく、他の持ち物にも共通して言えることで同じく散らかる負のループにはまっていたのでした。
出しっ放しに陥る2つの理由
出しっ放しを生んでしまう理由は、主に2つあります。
ひとつは「収納場所が少ない」もう一つは「片付ける時間の余裕がない」。
収納場所が少ない
収納は、どの空間もモノを入れるのは収納容量の8割くらいを目指したいものです。
そうすると、忙しい時でも取りあえず決まった場所にぽんぽんと投げ入れることができます。
ぽんぽんと投げ入れると言うと、中は雑然としている印象を受けますが、8割収納をしていると、投げ入れたようでも意外に整然と収まります。
片付けをしてモノを減らすか、必要があれば収納を増やすかして、すっとモノを入れただけなのにきちんと収まっている状態を作れるのが理想です。
片付ける時間の余裕がない
これは、先の収納場所が少ないに通じるものですが、収納やモノの量を見直して楽に片付けることができれば、片付けにかける時間が格段に減ります。
例えば、タンスの引き出しひとつとっても、
1、ぎゅうぎゅうの引き出しに新たに洋服を詰め込んで無理やり閉める
2、余裕のある引き出しの中にすっとしまってさっと閉める
この2つの労力を比べてもどちらが早くてストレスが少ないかは一目瞭然です。
娘のタンスも冬物を追加買いしたので、1番の状態になっていて、少々モノの量がオーバー気味。
洋服の量を見直さなくてはいけないところですが、お年頃の女子はたくさん洋服を持っていたいのでしょうね。
心の状態が片づけを左右する
これらの2つは、どちらも「余裕がない」のですよね。
モノをしまう場所の余裕とモノをしまうための時間の余裕。
つまり心の余裕なのですね。
ほんの少し空いた時間を何に使いますか?
日々家事や育児や仕事に忙しくしている人は、ほんの少し時間が空いたら、ゆっくり休みたい。自分の時間を持ちたい。
そう思うと思います。
落ち着いてコーヒーを飲んだり、録画したまま溜まっているドラマを見る、しばらく本なんて読んでいないな、などなど。
だから、特に困る状態でなければ、片づけはこのくらいでいいか・・・と最低限のことだけをして終わりにしてしまう。
忙しかったり、悩み事を抱えていたりして心に余裕がない時は、部屋の様子も余裕がないのですよね。
最後に
私も、娘ほどではないけれど、忙しくて疲れているときは身の回りがだんだんと雑然として来ます。
休日にゆっくり休んで、ふと身の回りを見て、あ~片付けようとやっと思うことも。
片付けを進めたり、収納を見直して「楽に片付けるループ」を作りつつ、心も身の回りもすっきりと穏やかな空気が漂うように心がけたいと思います。
コメント