水を使うところは水垢やカビに悩まされることも多いですね。
洗濯機もその一つ。
今日は気になっていたドラム式洗濯機のパッキンの掃除をしました。
ドラム式洗濯機のいいところ、悪いところ
今まで二層式、全自動、ドラム式、の3種類の洗濯機を使って来た中で、ドラム式洗濯機のいいところと悪いところが見えてきました。
・少ない水で洗える
・衣類に優しい洗い方だけど汚れがしっかり落ちる
・粉せっけんの溶け方が一番良くてしっかり泡立つ
特に、シャボン玉スノールの粉を使っている私にとって、溶かす手間が無くて粉のままただ放り込んでいるだけなのにしっかり泡立って洗えるところは、楽チンこの上なく嬉しいことです。
ドラムが回転した反動で衣類が落ちて来る。
手洗いの時の押し洗いにも似た洗い方は、洗剤液の中でくるくる回っているだけの洗い方よりも汚れが落ちていると感じます。
また、無駄に衣類や洗濯ネット同士が絡まないので衣類が伸びる心配も少ないです。
・少ない水ゆえにきれいにすすぎができているか心配
・洗濯層クリーニングをしても、水が少ないので層の上半分がしっかり掃除されているかどうか心配
せっけんでの洗濯は、合成洗剤よりもしっかりすすぐ必要があります。
合成洗剤の中には、泡立ちが少ないのですすぎは1回で充分と言う商品もありますが、せっけんはすすぎが不十分だと少々ごわついたり臭いや黄ばみが出たりします。
私は今のところすすぎ3回で丁度いい感じです。
また、洗濯層クリーニングをするときも、使用する水量が少ないので水が溜まらないところがきれいになっているかどうか心配になります。
勿論その辺りは洗濯層がまんべんなくクリーニングされるように設計されているのでしょうけれど。
二層式で満杯までクリーニング液で満たして漬け置きしていたことを思うと少し心配になってしまいます。(心配性かな?!)
とは言え、ステンレスのドラム部分はいいとして、パッキンの部分は回らないので。
パッキンの上部3分の2くらいのあたりはクリーニング液があまりかかっていないようです。
パッキン・・・ちゃんときれいになっているのか?
ドラム式洗濯機のパッキンの黒カビどうする?
そして。
ある日気が付いたパッキンの黒カビ。
しかも、パッキンの中に手を入れてみると。
ぬるっとした物体。固まる前の黒カビ予備軍。
もう、こんな洗濯機では衣類を洗ってはいけない!!
(超絶に汚い様子の写真は上手に撮れませんでした)
買った初めの頃は、洗濯が終わるたびにパッキンの中まで水分を拭きとっていました。
いつしか忙しさを言い訳に、洗濯層クリーニングだけで終わらせていました。
普通に部屋干ししても十分に洗濯物が乾くので、乾燥機能もあまり使わないこともカビが生えやすかった理由かも知れません。
カビ取りジェルの使い方は?
以前にお風呂のカビ取りで大活躍してくれた、「激落ちカビ取りジェル」
パッキンの汚れをちゃんと落とすことは実証済みです。

まだ残っていたので、盛大な期待を背負い、再登場!
朝、洗濯が終わった後、パッキンの水分を拭き取りジェルを付けて放置。夕方に仕事から帰ってきたらすっかりきれいになっていました。
と、言うか。
いざ洗い流してみると、朝にジェルが途中で無くなり、この辺はそんなに汚れていないからまぁいいか、と思っていたところとのキレイの差があり過ぎて超気になる!!
急いでホームセンターへ走り、追加購入。
夕方6時頃から12時頃まで(家族全員がお風呂に入り終えるまで)放置し、洗濯の残り湯も使って、洗濯層掃除モードを稼動。
事なきを得て、パッキンは全面的にきれいさっぱりです。
ドラムの中に頭を突っ込んで臭いを嗅いでも、何の臭いもしない。
待っていたのはこれ!この感じ!!です。
ビニール手袋が大活躍!
さて、たれ落ちずにカビにしっかりくっついて威力を発揮するジェルですが。
さすがに重力には勝てません。
かと言って、お風呂の時のようにラップパックも出来ません。
そこで今回はまんべんなくジェルを塗布するためにビニール手袋を使いました。
特に、パッキンの表面ではなく、ジェルが塗りにくいパッキンの裏や中の方に塗るために便利でした。
ジェルの先が届きにくいところにも、手にジェルを出して、手を突っ込んで奥の隅までジェルを塗ります。
ぴったりと手に密着するタイプでなくワシャワシャと遊びのある手袋だと、指先の余分な部分が隅々までジェルを届けてくれます。
ただ、カビにしっかりつく分、通常の洗濯のすすぎの水圧ではジェルがきれいに落ちない可能性があります。
濡れ雑巾で拭き取る、水で洗い流すなどしてから、洗濯層のクリーニングコースまたはすすぎ等をすると良いでしょう。
私は、霧吹き(ガーデン用の加圧式スプレー)でぬるま湯をかけながらスポンジで軽くこすりました。
ダリヤ 加圧式全自動スプレー 1000ml
お湯も入れられるし、お掃除に便利!
今後の対策と使い方で気になったこと
カビを生えないようにするにはやはり乾燥が大切です。
前のように、使ったあとに水分を拭き取ることも必要かも知れません。
また、週に1度は洗濯層クリーナーを使わないまでも、洗濯層クリーニングモードを回したあとに乾燥機能も使ってしっかり乾かすのもいいと思います。
それから今回気になったのはコレ。
パッキンの下の部分が変形してきています。
これは、洗濯物を取り出すときに引きずって出すからですね。
うちのお母様の仕業です。
きちんと持ち上げて洗濯物を取り出すよう、説明しました。
これを続けていると、パッキンが割れる可能性が高まり、破損すると水漏れの原因になります。
パッキン交換の修理費はメーカーや機種にもよりますが、おおよそ1万円くらいはかかるようです。
経年劣化もあるでしょうが、できればきれいに大切に永く使いたいですよね。
お掃除も勿論のこと、丁寧に扱うことも大切です。
まとめ
カビがない。
非常に快適です。
水量も少なくて汚れ落ちも良いドラム式洗濯機ですが、お手入れは大切ですね。
黒カビが付いてしまったパッキンは、カビ取りジェルが大活躍でしたが、大きな手間をかける前に日々のお手入れが大切だなとしみじみと感じました。
お洗濯の都度とまでは行かなくても、パッキンの水を拭き取ったり、お洗濯後はしっかり乾かしたりすることが黒カビが付かない予防策ですね。
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