遂に、私の母も「シャボン玉」デビューを果たしました。
合成洗剤と柔軟剤の臭さにしびれを切らした私が半ば強制的に買い与えたとも言いますが、母もシャボン玉石けんを使い始めて約1カ月。
私の家の洗濯物と、洗濯機に起きたいくつかの出来事があります。
・洗濯機が臭くない
・粉せっけんの泡立ちが格段に良くなった
合成洗剤と柔軟剤の「香り成分」に負けた
コトの発端は、梅雨の時期に遡ります。
昔は北海道は梅雨がないと言われていましたが、ここ数年は蝦夷梅雨と呼ばれる梅雨に似た時期が訪れるようになりました。
とは言え、首都圏に住んでいた頃と比べると、本州以南のそれとは大違いに不快指数は少ないのですが、北海道民にとってはやはり不快極まりありません。
部屋干しで除湿器フル回転の毎日。
そんな中、洗濯物干し場に使用していた部屋がとにかく臭い!
6畳のその部屋には家族全員の洗濯物が干してあるのですが、入った途端にぷぅぅぅ~んと柔軟剤の臭い。
プラス、生乾きの臭い。
更に、落ちきっていない汗の臭いが混ざる。
性質の違う臭いのトリプルパンチです。
そして、私はあることを思いつきました。
「柔軟剤、薄めよう!!」
ある夜、家族が寝静まってから、母が使っている柔軟剤に精製水を投入。
しかし、これが大間違いでした。
翌日から鼻水と目のかゆみ。
涙袋のあたりが真っ赤に腫れる。
口の中がぼんやりして味がわからない。
キャップを開けて香り成分を目の当たりにしてしまい、私の顔にある粘膜はあっという間に香り成分に負けてしまいました。
アレルギー症状のような状態です。
しかも、追い打ちをかけるように母が液体合成洗剤を詰め替えた様子。
パッケージを確認すると、同じ銘柄なのですがリニューアルされた商品のようで、香り成分を始め色々がパワーアップしている。
パワーアップした液体洗剤は臭いも強くなっていて、洗面所は異様な臭いに・・・。そうして更に私の目は腫れました。
もう、ムリ。
そう判断した私は、早速、シャボン玉スノール液体洗剤をポチリ。
「もったいないから捨てたくない」と母が言い張るので、臭い奴等は厳重に袋へ入れ待機。
届くまでの数日間は私の粉せっけんで母の分の洗濯をしました。
シャボン玉スノール、液体せっけんの使い心地
実は、私はずっと粉せっけん派で液体を使ったことが無かったのです。
これを機に試してみました。
うん、全くもって、支障ありません。
決められた容量の液体せっけんを投入し、ごく当たり前に洗濯をするだけ。
粉せっけんのようにむくむくと泡が立つわけではなく、ドラム式洗濯機でも泡立ち過ぎて泡消し機能が働くこともない。
すすぎは2回で大丈夫です。
(私は粉せっけんなので念のため3回すすいでいます)
勿論、柔軟剤は要りません。
香料は入っていないので、特段何の臭いもしません。
全自動や二層式でも、粉せっけんのように溶かす手間はないので使いやすいでしょう。
今まで液体の合成洗剤を使っていた人は、何の支障もなく切り替えが可能だと思います。
シャボン玉スノールに変えて良かったこと3つ
さて、本題の「変えて良かったこと」とは。
母が洗う洗濯物から生乾き臭がしなくなった
これは、本当に驚きです。
私 → 私と娘
母 → 父・母・妹
の、洗濯をしているのですが、私は正直言って今まで、洗濯物から生乾き臭がすると言う現象を経験したことがありませんでした。
しかし、あの臭さを目の当たりにして「これか!!」と思いました。
確かに、これはイヤでしょう。
どうにかしたいと思うでしょう。
CMで「生乾き臭に効く!」と言われたら使ってみたくもなるでしょう。
母にシャボン玉スノールを使ってもらうようになってからも、雨の日は続き湿度が高い状態でしたが、洗濯物からはあの「うっ」とする香り成分とカビと汗が混じったような甘苦い臭いが徐々に消えて行きました。
お風呂上りに洗い立ての下着を身に着けられても、扇風機で拡散される空気には何の臭いもありません。
(正直、コレも辛かったです。扇風機に乗って家中に臭いが拡散されていたので)
洗濯機が臭くない
洗濯機のカビ臭は長いこと頭を悩ませて来ました。
二層式はそこまで気にしなくていいと思いますが、全自動とドラム式は外の層と内側の層の間に石鹸カスがどうしても溜まってきます。
私の家では、洗濯層クリーナーを使っても臭いがなくなるのはほんの数日。
もうこれは洗濯機の問題でなく、築年数が経過した古い配管から臭いが上がってきているのだと思っていました。
洗濯機の排水とお風呂の排水はごく近い場所にあり、洗濯機の臭いが強い時はお風呂の換気扇を回すと配管から臭いが上がって来てお風呂場が臭くなるので、お風呂場の換気扇を回すのを控えていました。
時期を見て、配管を交換しようかと言う話も出ていました。
ところが、です。
今回、洗剤を変えるにあたって、洗濯層をクリーナーで洗ってから使い始めたのですが、あれから1カ月経ってもカビ臭がしないのです。
もう1回書きます。
洗濯機からカビ臭がしないのです!
洗濯層に頭を突っ込んで、何度くんくんしても・・・
しつこいようですが、洗濯機からカビ臭がしないのです!
カビ臭の犯人は、古い配管ではなく合成洗剤と柔軟剤だと思われます。
おまけに、パッキンの内側のドロドロヌメヌメした妙な物体もほぼつかなくなりました。
勿論、石鹸洗剤も洗剤ですから、洗濯層が全く汚れないというわけではありません。
石鹸カスは当然つきますし、定期的なメンテナンスは必要です。
ただ、その汚れ具合が格段に違うと言うことです。
粉せっけんの泡立ちが格段に良くなった
洗濯機の共用問題は前から気になっていました。
私と母は一日交替で洗濯をするのですが、いくら私がせっけんを使っても母が合成洗剤を使っているのならアトピー肌の対策としては完全ではないのでは?と感じつつも、私がせっけんで洗っているから大丈夫だと私も母も思っていました。
しかし、今回母にも洗剤を変えてもらって洗濯機の共用は良くなかったと実感する出来事があります。
粉せっけんの泡立ちが格段に良くなったのです。
シャボン玉さん、原材料変えた?!
いえ、そんなことないです。
同じ袋の洗剤がある日からたくさん泡立つようになったのですから。
私はいつもと同じ分量で洗っているのですが、とにかく洗濯層いっぱいに泡が立ってしまい、そのたびに「泡消し機能」が作動するようになってしまいました。
泡が立ち過ぎると洗剤液を捨てて、水を補充して洗剤液を薄めて泡を消してから洗濯を再始動させる機能です。
夏だからお風呂の残り湯の温度が高くて泡立ちがいいのかな?
酸素系漂白剤を入たから泡が出過ぎたのかな?
条件を変えて試してみても粉せっけんの量を減らさない限り結果は同じ。
恐らく今まで、私がする洗濯は、母が使う合成洗剤と柔軟剤を洗濯機から洗い流すための役割もしていたのでしょう。
これを目の当たりにして、アトピーの娘に申し訳なかったなと真っ先に思いました。
合成洗剤と柔軟剤とで洗濯機を共用することがこんなに影響があったなんて想像もしていませんでした。
ところで、コスパってどうなの?
母はシャボン玉スノールの液体洗剤1本を1カ月くらいで使い切りました。
1日おきに約5kgの洗濯を1回ずつ、そのほか寝具やキッチンマットなどを洗ったりしていて、1カ月に20回ほど洗濯機を回していると思います。
おおよそ5kgの洗濯物(洗濯機や合成液体洗剤の表示で0.9杯)でシャボン玉スノールの使用量だと45~50mlです。
本体購入時は少々高いですが、800mlの詰め替え用や2リットルや5リットルの大容器もあります。
1000mlあたり、700円~1,000円くらい。
合成洗剤と柔軟剤を両方使うほうが少々安いのかな?
確かにそれは否めませんが、差額の数百円で得られるもの、と考えると決して高いものではないと思います。
こんな↓お試しセットもあります。
酸素系漂白剤は、洗濯の時に5gほど入れて使うのも良し、温かいお湯で溶いて汚れの強いものの漬け置きに使うのも良しです。
私は、お風呂の床の掃除にも使います。
最後に
液体せっけん、きれいに落ちるし、粉よりも楽だな・・・
液体に変えようかな~、とちょっぴり迷い中。
何はともあれ、母に洗剤を切り替えてもらってから、いいことずくしです。
え? 当の母の感想はどうなの? って・・・。
なぁ~んにもありません。
タオルがふかふかになったわとか、柔軟剤を使わなくても十分なのねとか、臭いが無くなったわとか、何も言いません。
たぶん、何も考えてないし感じてません。
そういう人です。
今日も平和に、せっけんで洗われた洗濯物が乾いて行くだけです。
増税前に買っておかなくちゃ!
シャボン玉 スノール 5L
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