持たない暮らし、片付けてすっきりとミニマルな暮らし。
これを意識していると、まず最初の段階で「要らないものを捨てる」ことから始まっていくと思います。
そうしてある程度ものが減って来たら。
さて、この後からこの後からどうして行こうかな?と思い始めます。
私も今は、ある程度のものを処分して
・使えそうなものは使い切る
・無駄に買わない
と言うようなことを意識しています。
そんな中で、「もったいない」って何だろう?とふと思いました。
今日は「もったいない」について思ったことを書いてみようと思います。
もったいない、には2種類ある?!
物を減らしてすっきりさせようと思うとき「もったいない」には2種類あると思います。
それは
「ダメもったいない」
②きちんと最後まで使い切ろうと思う
「良いもったいない」
①の要るものと要らないものを分けられない感情があると、不必要なものをなかなか捨てることが出来ません。
いつか使うかも、何かに使えるかもと、使うかどうかを決められないままただやみくもに持ち続けてしまいます。
着られなくなった洋服、サンプルの化粧品、使ってみたけどイマイチだった道具。
本当は持っていても使わないのに、致命的なダメージがあったり壊れたりしていないから捨てられない、と言うもの。
まだ使えそうだからもったいなくて捨てられない。
いつか使うかも知れないから捨てられない。
その他にも、こんな心当たりはないですか?
サンプルの化粧品とか、実は美味しくなかったお菓子とか。
あまりに古かったり、賞味期限が切れてやっと捨てる気持ちになったとか。
(私はあります。賞味期限が切れたから捨てる大義名分が出来てやっと捨てられる!と思ったりします。)
それに反して、②は大事に使おうと思う気持ちが表れている「もったいない」。
化粧品を最後まで使い切るとか、食材を無駄なく調理するとか、お気に入りの洋服を最後まで着るなど。
たぶんそれは、物や食べ物など自分の身の回りにある物を大切にしながらもののおしまいが来るまでちゃんと寄り添うってこと。
ある人が見れば「ケチ臭い」って思うかも知れない。
だけどお気に入りだったら、大事なものだったら、無駄にしたくないのだったら。
私は、誰かが「ケチ臭い」って思うような使い方かも知れなくても、自分が満足できる使い方なら気分がいいんだと思うのです。
私の家の「もったいない」
私が普段している「もったいない」は。
使い切る暮らしを意識しながら、物を減らしつつ少なくなって来たものをほぼスタメンとして稼動させることを目標にしています。
そんな中でも、ちょっぴり心の中で「ケチ臭いかな?みんなはこんなことしてないかもな・・・」と思いながらしていることがふたつ。
まずは、これ。
ミニマリストを目指している方のツイートでも時折見かけます。
クレンジングです。
もう何年も使っている愛用品。
手では出せなくなるくらいまで使って・・・
そこから、チューブをちょきんと切っちゃう。
この後から、3~4回分は使えるんですよね。
それから、これ。
ジップロック。
軽度な汚れなら洗って乾かして何度か使います。
お弁当用の冷凍食品などはパッケージのままジップロックに入れるので、直接食品が触れていません。
なので、使い捨てにはせずにまた洗って使います。
食品を直接入れたときも、油分が少なかったりさらっとしたものなら大して汚れていないので洗って使ってしまいます。
むしろ、調味料を合わせて漬け込むというような料理をジップロックでしないようにしていますね。
そういう料理はタッパや器でするようにして、ジップロックを1回使って終わりにするような使い方をしないようにしてます。
ダメもったいない、を減らすには?
前に挙げた「ダメもったいない」を減らすにはどうしたらいいのでしょう?
それはやはり家にものを「持ち込まない」こと。
・無くなってから買う
・たくさん持ち過ぎない
・使わないものを持たない
サンプルは要らない
おまけでついてくるサンプル。
タダより高いものはない、ってよく言いますね。
本当にその通りだと思います。
つい最近もユニクロのネット通販で某メーカーのサンプルが同梱されていて、臭い!要らなかった、と批判の声が挙がっていました。
化粧品や日用雑貨に多く見られるおまけのサンプル。
新商品をPRするためですが、そのサンプル本当に試してみたいものでしょうか?
自分に興味がないサンプルは家に持ち込まないというのも一つの方法。
サンプルがついていない通常商品を買ったり、私は外せるものは外してお店に返します。
シャンプーやリンスは1回使いきりのサンプルサイズが売られるようになってきましたが、洗剤など他のものもこのスタイルでいいのになと思います。
そうそう、それから。
ペットボトルにおまけでついてくるペットボトルホルダー、要る?!
ホントに何個も要る?!
こういうおまけもたくさんありますね。
せっかくだからもらっておこう、コレも実は「ダメもったいない」です。
買い置きはほどほどに
また「安いからたくさん買っておく」コレも曲者。
消耗する雑貨ならともかく、食品類はこの気持ちは捨てないといけませんね。
安いからってたくさん買ったけど、賞味期限を切らして捨てる羽目になったら?
捨てた分のお金があったら、特売でないときに普通にその商品を買った方が安上がりになったかも?
普段150円のお菓子を120円で3つ買ってひとつ捨てました。
結局お腹に入ったのは2つだとすると、1つあたり180円。
あれ?なんだか逆に高くついてますよね。
そんな風にコスト計算してみると、無駄な買い置きが実は地味に家計を圧迫してたなんてことになりかねません。
賞味期限のない日用雑貨だって、買い置きがなくなる前にもっと素敵な新商品が出るかも。
もっと使いやすい、いいものをみつけてしまうかも。
それにね、日用雑貨も食品も、買ったばかりの新しいものを使い始めるときってちょっとわくわくしませんか?
それが、例え、いつもの定番商品だとしても。
ぎゅうぎゅうに押し込められたストックの中から何とか探し出して、ちょっぴりパッケージが寄れちゃったり、ひょっとしてホコリを被っているのなんかを使うより。
新しく買ったものを使うっていう、ちっちゃなわくわくをいつも味わうのも楽しいことだと思います。
最後に
かく言う私も、まだまだ完全に「ダメもったいない」をしていないかと言えばそうでもありません。
時折心揺れながら、惑わされながら、移り気な物欲が顔を出すこともしばしば。
でも、心の片隅に「あっ、ダメもったいないをしようとしている!」なんて自制心があれば、心地よく大好きなものだけに囲まれる日も近いのではないかな。
物の好みも、流行りも移り変わっていくもの。
欲しいものや使いたいものも変わって行きます。
いつもわくわくで居られるよう、物は少なく暮らせたらいいですね。
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