シャボン玉スノールの粉石けんをドラム式洗濯機で使ってみた!

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ドラム式洗濯機で、シャボン玉スノール・粉せっけんを使っています。

実際にどんな風に使っているかご紹介します。

シャボン玉・粉せっけんスノールはこんな商品

純石けん分99%

香料・蛍光増白剤・酸化防止剤・合成界面活性剤 不使用の無添加。
柔軟剤は必要ありません。

木綿・化繊・麻から、ウール(毛)やシルク(絹)にも使用可能です。

私は買う時は10kを箱買いします。5kg×2箱か、10kg箱。

中は2.5kg入の袋。スノールの青袋ではなくてクラフトの茶色い袋です。

軽量用のスプーンも1箱に1個付いてきます。

ドラム式で使うには少々準備が必要でした

全自動や二層式洗濯機で通常の洗濯であれば、使用量の目安は下記のとおりです。

[使用量の目安]
・水30Lに対して本品35g(粉計量スプーン約1杯)
・水45Lに対して本品53g(粉計量スプーン約1杯と約1/2杯)

メーカーサイトに「ドラム式洗濯機をご使用の場合は、お使いの洗濯機のご使用の洗濯機の取扱説明書をよくお読みください。 」との記載があるとおり、粉石けんの使用量に少々コツが要りました。

洗濯機の説明書を見てみると・・・

私が購入したドラム式洗濯機の説明書には、こんな記載が・・・。

「粉せっけん、使っちゃダメ」って書いてあります。

でも、諦めません。気を取り直して読み進めます。

衣類を入れるとその重さを量り、使用水量や洗剤の量を教えてくれる機能がありますが、この洗濯機は「洗剤の量」を教えてくれるタイプでした。
そこで気になるのが「では、衣類の重さに応じてどのくらいの水量で洗うのか?」ということ。

しかし、その記載が一切ない。

あるのは、こんな風に、洗剤の量の表示に応じた市販の洗剤の使用目安の量の一覧だけ。
液体せっけんは載っていましたが、やはり粉せっけんはありません。
また、使用水量はどのページにも書かれていませんでした。

市販の合成洗剤は、キャップや添付スプーンに目盛が付いていて「○○杯」という表示がされています。

粉末合成洗剤を目安にこの一覧に当てはめると

・粉末合成洗剤 25gは 0.4杯 水30リットル分
→ 粉せっけん35gに相当

・粉末合成洗剤 40gは 0.7杯 水45リットル分
→ 粉せっけん53gに相当

これを計算してみると シャボン玉・粉せっけんスノールの量は
杯数×10×6g+11g になりました。

泡消し機能に苦戦する

ドラム式洗濯機の嬉しいところと言えば、少ない水でしっかり洗う、なのですよね。

それを実現するには、「泡立ちが少なく、すすぎが簡単な洗剤」が必要で、取り扱い説明書にある洗剤もそのような視点でピックアップされているようです。

しかし、せっけん洗濯は逆に「しっかり泡立てる」ことが大切になってきます。

使用量の通りに使うと、全自動洗濯機や二層式洗濯機の洗濯槽の中は、表面を覆う量の泡が出来上がります。
私が買ったドラム式洗濯機には、洗剤が多すぎた時などに立ちすぎた泡を消す「泡消し機能」がありました。
泡消し機能は、泡が出来すぎると洗剤が多いと判断して、洗剤液を捨てて水を足し、洗剤液薄めるような状態で洗濯を進めます。

洗濯の手順で行くと

1、衣類を入れて洗濯内容(洗いの時間やすすぎ回数、脱水時間)を設定しスタートする
2、洗濯機が衣類の重さを計量し、洗剤量を表示する
3、表示された量の洗剤を投入
4、注水が始まり洗剤を溶かす
5、必要に応じて泡消し運転(洗剤液を捨てて再注水)
6、洗濯が始まる

標準的な使用目安で粉せっけんを入れると「泡が立ちすぎて洗剤液が薄められてしまう」現象が起こってしまいました。

しかも、泡消し運転をされると、洗剤液がきちんと汚れが落ちる程度の濃さかどうかわからなくなってしまいます。

仕方がないので、洗濯機に張り付いて調べてみる

そこで、適当に少しずつ粉せっけんを減らしてみて、泡消し運転が始まらないギリギリの粉せっけんの量を調べました。

これをするには、添付の計量スプーンでは適正量が曖昧なので、スケールで重さを量りながら、数日間の記録を取ってみました。

どのくらいの粉せっけんの量が適切か

シャボン玉・粉せっけんスノールだと
杯数×10×6g+11g だったのですが
私の買ったドラム式洗濯機は
杯数×10×4g+2~3g がちょうど良いことが判明しました。
   (2019年10月洗剤の量を修正しました)

ドラム式の場合は、全自動洗濯機や二層式洗濯機に比べて泡立ちが良いので、泡消し運転の機能がない洗濯機だと粉せっけんを入れればその分もこもこと洗濯槽いっぱいに泡が立ち、洗剤の量が多すぎる状態で洗濯が進んでいきます。

そうするとすすぎが不十分であればせっけんカスが残ってしまう可能性があります。

目で見た感じだと、「洗濯物を泡が覆うくらい」の洗剤量が適切だと思います。

実際に洗ってみるとこんな感じ

洗濯物を入れて、スタート。

一番右はお風呂の残り湯を給水する設定の表示です。
私はすすぎを3回するので洗いと2回目のすすぎまでを風呂水で行います。
(全自動だとすすぎ2回でいいと思いますが、ドラム式は1回の水量が少ないのですすぎ3回がおすすめです)

洗剤量が測定されました。

今回は市販の液体洗剤で言うと、キャップ0.9杯分。
洗剤量が表示されたら、洗濯機は一時停止しておいて、洗剤を量ります。

0.9杯×10×6g+2g=56g

これは、料理用のスケール。ボウルはダイソーのものです。
ボウルを乗せてからスイッチオンして量ります。

 

粉せっけんは、麦茶などを作る水筒(2リットル)に入れています。

スケールで量るときは蓋を外してボウルにザザーっと入れるし、
部分洗いや手洗いをするときは注ぎ口からフリフリします。
量った粉せっけんはこんな風に洗濯物に広げるように衣類に直接乗せます。

洗剤を入れたら、一時停止を解除して、再スタート。
衣類を回しながら注水されて、徐々に洗剤が泡立って行きます。

これくらい ↓ 泡立ちました。

洗濯物全体がしっかり被る泡の量です。
今回は綿の衣類が多かったので、もう少し洗剤が多くても良かったかも知れません。
ジャージやフリースなどの化繊が多い時は、もっとたくさん泡立ちます。
洗っていると泡は次第に消えていきます。

その日の洗濯物の汚れ具合にもよりますが、「洗い」が終わるまで少々の泡が残っているくらいの洗剤量が理想的です。

最後に

私が今使っているドラム式洗濯機を買ってから、4年半になります。

最初は洗剤量をつかむまで少し大変でしたが、洗剤量が定まってからはとても楽に洗濯をしています。
洗剤の溶け残り、せっけんカス、黄ばみや黒ずみカビ臭さも感じたことはありません。
汚れ落ちももちろん、問題ありません。

予約タイマーで洗濯ができる(衣類量測定→洗剤量表時→待機状態になる)ので、お風呂上がりに翌朝干す時間に洗濯が終わるようにセットして、洗剤を入れて放置しておく、というのが日常の流れです。

メーカーや機種によっても取り扱いや洗剤量は違ってくると思いますが、ドラム式でも粉せっけんはしっかり使えますし、私は二層式も全自動も使いましたが、きちんと洗剤を溶かす労力を考えると、むしろドラム式楽チン!!と感じています。

ドラム式洗濯機で粉せっけん洗濯、おすすめです。

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