片付けを進めたり日常生活の中で、今まで当たり前に使っていたものが、ふと「要らないかも?」と思うことがあります。
その感覚は人それぞれだけど、私が使うのをやめてみて全然困らないしむしろすっきりしたと思うもの、紹介します。
動機は「洗うのが面倒くさい!」から
度々書いていますが、私は基本的に面倒くさがりです。
家事なんかさっさと終わらせて、ソファーにゴロンと横になって。
愛用のハーフ毛布を被ってお昼寝したり、コーヒーを入れてお菓子を用意して本を読んだりしたいのです。
だから、「コレ、要らないかも?」と思う基準も・・・
・手入れや処理に時間がかかる
大方、そういう理由です。
持つのをやめて、すっきりしたもの
スリッパ
私は、素足で家の中を歩くのが好きではないので、ずっと長いことスリッパを履いていました。
理由は主に足や体が冷えるからなのですが、何かを踏んでしまったりするのも嫌なんですね。
料理中に落ちた野菜のかけらとか、ご飯粒とか、お菓子のかけらとか、そういうもの。
ところが、夏のある日。
まだ買ってから数日しか経っていない、白いワッフル素材のスリッパが汚れてきたので洗ったのです。
洗いながら思ったんです。
スリッパって、毎日洗うわけじゃないし、汚れて帰ってきた足もお風呂上がりのきれいになった足でも履くよね。
それって、なんか、衛生的じゃないかも?!
スリッパをやめて15年くらいになります。
素足で家の中を歩くのは相変わらず好きではないので、外出するには傷んできたけどまだ捨てるにはもったいない靴下を「おウチ用靴下」にしてます。
ちょっとゆるくなって来ているくらいが家でのリラックスタイムにちょうどいい。
靴下なので、もちろん毎日洗えます。
コーヒーメーカー
私は、コーヒーが大好きです。
飲みすぎないように控えめにしてはいますが、本当は一日の水分摂取は全部コーヒーでもいいくらい。
そんな私がコーヒーメーカーをやめたのは、2つの悩みがあったから。
1つ目は、いっぺんにたくさん落とすと煮詰まって美味しくない。
そこで保温機能のあるステンレスポットのコーヒーメーカーも考えたのですが、ステンレス製のマイボトルに入れたコーヒーがなんとなくステンレスの味がするのと同様、きっと味がちょっとは変わってしまうんだろうな、と思って買い留まっていました。
2つ目は、水垢がついたコーヒーメーカーのお手入れが面倒くさい。
敵はコーヒーメーカーについた水垢です。
専用の洗浄剤もあるし、クエン酸を入れて水を落とすという方法や、地道にこするという方法もありますが、とにかくいずれもそのために特別な労力を使わなくてはなりません。
ただでさえ、お掃除しなくてはならない箇所は家中にたくさんあります。
この、コーヒーメーカーのお手入れに特別に時間を使うのはなんだかもったいない気がしました。
そこで、一時買い替えも検討しましたが、コーヒーメーカーを買わずにドリッパーを買いました。
食器類と一緒に洗えます。
また、構造も至って単純で妙な溝や外したり分解したりする必要はありません。なんといっても場所を取りません。食器棚の中をちょっと整理してそこに収まりますから、キッチンラックがコーヒーメーカーの分だけすっきりしました。
飲みたい時に、カップ1杯だけ。
カップの上にドリッパーを置いて、ゆっくりゆっくりお湯を注いで落としたてを味わうんです。
お客様が来たときや家族も飲みたいときは、人数にもよりますが、ひとりひとり落とすこともあるし、ガラスサーバーに人数分落として注ぎ分けたりします。
コーヒーメーカーを使わなくなって12年くらいになります。
もう、買おうとは思ってません。むしろ、おしゃれなドリッパーが欲しいなと思います。
キッチンの三角コーナー(生ゴミ入れ)
これは、前に書いたことがあります。

いつからやめたのか・・・もう15年以上になると思います。
これも基本的には、三角コーナーを洗うのが、面倒くさいから。
ぬるぬるして黒カビのついた三角コーナーを洗うのも辛いし、水をいっぱい浴びて必要以上に腐って悪臭を放つ生ゴミにも触りたくないのです。
それに、そのことを防止するために塩素を発する丸い玉を入れるのもそれを買うための費用ももったいない。
穴あきポリ袋、メッシュタイプ、ストッキングタイプ・・・どれを使っても結果は大して変わりません。
いっそのこと、撤去してしまうのが楽チンだったのです。
生ゴミ入れを入れるための、穴あきでないポリ袋をセットする容器はおしゃれなものが見つかるといいな、とは思いますが、この先も三角コーナーを買うことはないと思います。
最後に・・・番外編
もしかしたら、私が持っていなくて大半の人が愛用しているものや普通に使っているものがまだあるのかも知れません。
今日書いたのは、かつては使っていたけど手放したもの。
煩わしいから、手をかけるためにほんのちょっとだけ、よしやるか・・・みたいな後ろ向きな気分になるものたちでした。
そう感じるものを可能であればひとつでも手放したら、時間が増えて嫌な気分が減ります。
コーヒー、もう1杯、飲む時間ができました。
でも、本当はもっと手放したいのに全然手放せないものが、たったひとつあります。
それは、あとで、小声でささやきます・・・↓
どんなに頑張っても全然片付けできないもの。
それは、私のぷよぷよのおなか。
捨てても、大丈夫だったもの。
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