モノをたくさん買う人と、モノをあまり買わない人が一緒に暮らしているとなかなか大変です。
モノをたくさん買う人→母
モノをあまり買わない人→私
たくさん買うモノの中には勿論食品も含まれています。
食べ物に絡む行事のたびに「食品ロス」が話題になります。
2018年4月に農林水産省及び環境省が発表した推計結果によると食品ロスの量は約646万トン。そのうち事業系の発生量が約357万トン、家庭系の発生量が約289万トンとなっています。
家庭の食品ロスの主な原因は
・過剰除去
・食べ残し
・賞味期限切れや腐敗による廃棄
私の家の賞味期限切れ食品を見て、きちんと考えなければならないなと思いました。
保管場所から大量の賞味期限切れ食品が!!
とある日。
調味料がなくなったので、買い置きしてあるものを置いていある場所から取り出そうとしたとき。
ん?これ、賞味期限切れている。
ふと、そこにあるほかの調味料を見てみると。
全部、賞味期限が切れてる!!
実に、15本近くの調味料の買い置きが全て賞味期限切れです。
ナントカのもと、お醤油、めんつゆ、何々のたれ・・・全部使えません。
もしやと思い、調味料以外の食品(主にお菓子)置き場もチェック。
案の定、お菓子置き場のお菓子も全て賞味期限切れ。
たぶん、両方合わせて4,000円以上はあるでしょうね・・・。
写真を撮ろうと思いましたが、撮っても、ブログに載せるのはあまりにも食品メーカーさんに申し訳ないと思ってやめました。
どうして使わずに見過ごされたの?
安い時に買う。
これは家計にとって大切なことですよね。
母もそんな観点からたくさんの買い置きをしているんだと思います。
(お菓子は明らかに買い過ぎですが)
ただ、そうして買い置きをしていても賞味期限が切れたり、腐らせたりして捨ててしまうと。
捨てることになった分の金額を考えると、特売ではなくて通常価格で必要な時に買った方が返って安上がりになる場合もあります。
では、なぜ私の家ではたくさんの食品が捨てられる羽目になってしまったのか?
それはとても単純な理由です。
保管場所が複数あって、管理しきれていない。
お醤油ひとつをとっても、2~3か所に置かれていて、その時目に付いた場所から取って使うので忘れ去られるものが出てくるのですね。
と言うわけで、調味料とお菓子の保管場所をそれぞれ1か所だけにしました。
とにかく声かけ。そしてストックを少なくする
私の家は、調味料やお菓子だけでなく、野菜や肉が腐ってしまうことも多いです。
つい最近耳にした母のつぶやきは。
「お母さんね~、買い物の前に冷蔵庫見たりしないからね~」
買い物へ行って、○○まだあった?と尋ねたときの会話です。
そう、今、家に食材がどれだけあるか把握していないのです。
それに加えて、その日の献立に使うもの以外にも安いと思って買っては、何にも使えずに腐らせてしまう。
私もここ10年以上ずっと働き詰めで、食事の準備に関してはほぼ母に頼りきりでした。
母のそもそもの性格もありますが、70歳を超えてだんだんと体力も管理能力も落ちてきているんですね。
安いからとどんどん買って来ては冷蔵庫の中でも食べられないものが出てくるのは、母の昔からの性格でもありますが、ここ2年ほどは特に顕著になっている気がします。
今までのありがとうとお疲れ様を込めて、これからは私が代わって管理して行かなくてはと思います。
・冷蔵庫にあるものを使い切れるように献立の提案をする
・買い置きの保管場所を1か所にして見える管理をする
・食べる分だけ買う
これだけでも私の家の食品ロスは相当数減らすことができそうです。
その他にも、怪しいけれどすぐには食べられないものは、可能なら冷凍できる状態にして一旦避難させるというのも方法のひとつですね。
家計にも食材にもやさしく暮らしたい
食べ物を捨てる。
とても心が痛むことです。
お金を出して買ったものをきちんと最後まで食べる。
食材も動物や植物の命であり、誰かが労力をかけて大切につくったものでもあります。
家計にも食材にもやさしい生活が出来たらいいなと思います。
コメント
すごく分かります。
うちは父が買います。
セールとかではなく、毎日買い物に行って食べたいものを買うのですが余ったものが地味に増えます。困ったものです。
私の家も似たような感じです。怪しそうなものは声をかけて美味しいうちに食べてもらうようにしています。