(※この記事は購入時の2018年10月25日のものです。
2019年2月3日使用感の追記をしました)
今日は、ダイソーへ行ってきました。
昨日の宣言通り「サボン・ド・マルセイユ」を買いに!!
存在を知ってから、欲しくてたまらなくて、迷わず4種類買ってしまいました。
モーブカラーのシックな色のせっけんです
上から順に
グリーン:ジャスミン
ピンク:ローズ
ベージュ:オリーブオイル
イエロー:ハニー
サボネリー・デュ・ミディ社製 100g
パッケージの外からの香りは、せっけんの香りプラスほのかにそれぞれの香りがしますが強い香りではありません。
固形の風貌をしたまがい物固形せっけんだと、ときには鼻にツンとくるほど香料まみれだったりするのですが、ダイソーのサボン・ド・マルセイユはそのような感じはありません。
気になる成分は?
ふむふむ・・・主原料はパーム油
グリセリンほかいくつかの添加物があります。
せっけんの製法は2種類
せっけんは、油脂と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)または苛性カリ(水酸化カリウム)を反応させて作ります。
この2種類の物質の反応で生成(鹸化)された「石けん素地」がせっけんの主成分です。
せっけんは石けん素地の精製法などの違いによって主に2種類の製法のいずれかで作られます。
鹸化法(けんかほう)
鹸化法は3種類に分けられます。
1、焚き込み法、釜焚き法
油脂と苛性ソーダ(または苛性カリ)を加熱して作ります。
生成途中でグリセリンが発生しますが保湿成分としてそのまませっけんの中に残します。
2、鹸化塩析法
油脂と苛性ソーダ(または苛性カリ)を加熱したあと、塩分を加えて不純物を取り除きます。
純度の高いせっけんが出来上がります。
3、冷製法
油脂と苛性ソーダ(または苛性カリ)を加熱せずに反応させて石けん素地を作ります。不純物は取り除きません。
鹸化法は製造に時間がかかります。
大量生産には向いていないとされています。
中和法(ちゅうわほう)
1、油脂を脂肪酸とグリセリンに分解する
2、脂肪酸と苛性ソーダ(または苛性カリ)と反応させ石けん素地を作る
純度が高い石鹸が出来上がりますが、グリセリンと分けられているので保湿成分がありません。後から保湿成分を添加します。
短時間で出来上がるので大量生産が可能です。
サボン・ド・マルセイユはいい石鹸?
「石けん素地」も広い意味で言うと界面活性剤です。
界面活性剤とは、分子内に水となじみやすい成分と油になじみやすい成分の両方を併せ持った物質のことを言います。
合成洗剤は石油を原料とした合成の界面活性剤原料を作り、様々なものを添加していきます。
天然油脂を原料にして合成の界面活性剤原料を作っている製品もあり、「植物由来」などの表示がされていて、一見体にいい安全性の高いイメージを持ってしまいますが、結局は化学合成された界面活性剤です。
そもそも言ってしまえば石油だって自然に存在しているものです。
原料は自然界に存在しているものでも、手を加え化学反応を起こさせて自然界には存在しない物質を作り上げて使っているのが合成洗剤です。
今日買った、ダイソーのサボン・ド・マルセイユは、私の勝手な予想ですがパーム油を主原料として中和法で作られた石けん、ということになるのでしょうか。
安心して使って良さそうです。
おまけのお買い物
他にはダイソーではなく別の売り場で
え~!! どれだけ石けん買うの?? とは言わないで~。
牛乳石鹸・青箱 バスサイズ
実は3個入りを2パック、計6個買いました。
だ安かったんです。
普段はどんなに安くても1パック¥198なのですが、今日は、今日はなんと!
¥120!!
買わずにはいられないでしょ?
最後に
(2019年2月3日追記)
1個目はハニーを使い、今は2個目のローズを使っています。
どちらも香りはさほどきつくないです。
ハニーの香りは柔らかく甘い感じ。
ローズは嫌みのない淡い香りです。
どちらも同じように泡立ちもよく、使用後のつっぱり感などもありません。
ローズはもうすぐなくなりそうなので、次はジャスミンを使ってみようと思います。
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