香りを楽しむ。
とてもステキなことですが、少し間違うと大きな害になってしまいます。
化学物質過敏症、香害、と言った言葉をたびたび聞くようになりました。
化学薬品や人工的な香料で体調を崩したり日常生活が送れなくなっている人がいるんですね。
今日は、ルームフレグランスの香りに完敗し、人工的な香りの怖さを実感した出来事を書きますね。
ここ数カ月、ニオイに敏感になって来た
私は小麦のアレルギーがあります。
小麦製品を食べるとお腹を壊したり頭痛・むくみなどの症状が出るのでグルテンフリーを心がけています。
それから、どうやらコーヒーと乳製品も体調が怪しいので控え目に。
体リセットの意味で、2度目のファスティングは昨年の10月上旬。
そして、そのあとから人工的な香りに敏感になってきました。
ホームセンターやスーパーの洗剤コーナーに行くと、洗剤や柔軟剤の香りが鼻にツンと来て「クサイ!!」と感じるようになりました。
芳香剤も同じくです。
今年に入ってからは
・お店の洗剤やシャンプーの売り場
・家族のシャンプーやボディーソープの香り
・合成の食器洗い洗剤の香り
これらもイヤだな~と思うようになりました。
ルームフレグランスに負けた
私は普段は部屋に芳香剤は使わず、時々、ラベンダーやベルガモットのアロマオイルを炊くくらい。
先日の日曜日。
文房具の片付けをし、すっきりさっぱり上機嫌になった私。
すっかり調子づいて、以前にプレゼントでもらったルームフレグランスを開けました。
瓶に香りの液体が入っていて、棒を何本か挿して立てておくタイプ。
リードディフューザーですね。
きれいな部屋にステキアイテムが加わり、いい気分でした!
ところが。
日曜日午後3時くらい:ルームフレグランスを置く
月曜日午後7時頃 :帰宅
その後、夕食。ずっと今に居てSNSやテレビを見る
月曜日午後10時頃 :
目が痒くなり腫れて来る
口の中が変な味がする
鼻粘膜が荒れて出血(微量です)
撃沈です。
口の中が変な味がするのは、夜10時にも関わらずおやつにポテチをつまんだので気が付きました。
原因は、日中部屋に置いてあったフリースでした。
ルームフレグランスの香りがしっかりと移っていたのです。
あの部屋で寝てはいけない!!と思い、すぐにルームフレグランスを処分。
消臭剤を撒いて、空気清浄機を回しました。
※消臭材は、天然成分100%のもので、除菌・消臭のほか、ホルムアルデヒドなどにも中和作用がある製品。
鼻が切ない・・・
私は季節の変わり目や、ホコリの多いところ、アレルギー反応が出たりすると目が痒くなったり腫れたりするほか、くしゃみ・鼻水。
そのほか、鼻の中が切れます。
鼻粘膜が荒れて出血するのです。
この鼻粘膜の荒れは、治るのに数日かかります。
その間、顔を洗うときにお湯にしみて「痛っ!!」となります。
このルームフレグランスの香りは、あっと言う間に鼻を刺激して、荒れたところから血が出てきました。
人工的な香りも化学的な薬剤も要らない
ルームフレグランスの人工的な香り。
正に凶器だな、と思いました。
私はほんの少しのことでしたが、実際に化学物質過敏症に苦しんでいる方はこの比ではないのだなと思います。
例えば、花粉症は辛いと言うのは大方の人の認識としてあると思います。
花粉は勝手に飛んでくるので自分が避けることは難しいですよね。
化学物質も人工的な香料もそれと同じ。
いくら自分が使っていなくても、柔軟剤や農薬や除草剤や建物の建材から発せられるものは不可抗力で襲って来るのですよね。
そのせいで、外出が出来なくなったり、学校や会社に行けなくなったり。引っ越しをしたり。
もう少し、自然に帰ってナチュラルなものにならないのかな。
あのね、家族に接していて思うんです。
お風呂上りが一番臭い!!
シャンプー&リンス、ボディーソープ、柔軟剤の効いた洗いたてのパジャマ。
これがね、全部混じって逆に悪臭になっている!!
せめて、どれか1種類にするか、同じ系統の香りで統一して欲しいです。
最後に:香りはアロマで
今回は、人工的な香りにかなりの恐怖と敗北感を味わいました。
香りを楽しみたいなら、植物精油100%のアロマオイルが一番いいな、と改めて感じました。
ずっと気になっているアロマランプ。
新しい精油と一緒に、欲しいものリストに入れようかな。
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