すっきり整った家、憧れます。
ミニマリストになるなら、真っ白い空間にポツンといくつかの必要最低限の家具があって、あとはゆったりとした空間が広がる、と言うような家がいいな。
そんな風景もステキだけど、この頃気づいてしまいました。
いえ、薄々はわかっていたけど、しっかりと認識したというか。
それは。
私には、真っ白空間が似合わない。
と、言うこと。
真っ白空間も落ち着くのだろうけれど、それよりも木のぬくもり色が好きだと言うことなんですね。
新しい家具を選んでいて思ったこと
最近、ひとつ家具を買いました。
ハンガーラックです。
コートや上着などをかけたり、洋服の一時置きなどに使う洋服掛けですね。
私の家では私も母も洗濯物干しにハンガーラックを使っているのですが、母の方が壊れてしまいました。
それで、買い替えを考えていたのですが、ちょっとした思い付きがありまして。
私が部屋で使っているものを母にあげて、私の部屋のラックを新調しよう!と。
そこで、色々探していたのですが、結局買ったのはダークブラウンでした。
ホワイトやアイボリーとも悩んだのですが、なんだかしっくりと落ちて来なくて。
それで思ったのですよね。
私、ホワイト化はしなくていいや、むしろしない。
ダークブラウンとか、木ならウォールナットとか、そういう方が落ち着く。
そこにアクセントに白やくすんだ淡い色を入れるのが好きなんだな。
私は、きっと、居間や自分の部屋は特に、ホワイト化はしないほうが気分がいいんですね。
木のものにしても白っぽい色ではなくて、つまり焦げ茶がいい。
永く慣れ親しんだ家は
私の家(実家)は特に1階は、居間も含めて壁が板張りなんです。
焦げ茶の壁と、レンガのストーブ。
このレンガのストーブは薪や石炭を燃やしています。
(とうとう石炭の入手が困難になって来たので、秋には改装予定。
ストーブは解体が難しいのでそのままにして灯油のストーブを設置予定)
もう、築35年ほどの家。
子供の頃からこのダークブラウンの空間に暮らしていたのだから、その色味が私の落ち着く色になって体に刻まれているんだろうなと思います。
いつまでも未完成
ものを減らしたいとか、家具を統一したいとか。
新しく家を建てたり、引っ越しをしたりしない限りは、思い切って家のテイストを統一するのはなかなか難しいのだと思います。
私は結婚していた頃は転勤族だったので、2度の引っ越しを経験してインテリアを一から出直すことが出来たけれど、長くそこに住まっていると好みや趣味が変わっても全部取り換えなんてそう簡単にできません。
壊れたものや、役目を終えたものから順番に。
そうしているとなんだか合わないものが出て来たりしてします。
でも、それでもいいな、なんて最近思い始めました。
いつまでも終わらない家づくりは、楽しみがずっと続いて行くってことじゃない?
片付けたり、置き方を変えたり、あるいは布を掛けてみたり。
うん、ここ、ちょっといい感じになったんじゃない?
なんて小さく満足しながら、今度はどうしよっか?って考える。
目下、私の家の課題と言えば。
私の家はものが多い母が家じゅうの壁が埋め尽くされるほど色んな家具を並べまくっているので、片付けて家具を減らして行くこと。
そうして、壁が見えるようにすることでしょうか。
これは、なかなかに長い闘いです。
未完成状態も、また楽しみの宝庫です。
* * * * *
今回買ったのはこれ。
ダブルバスケットタイプのダークブラウンです。
天然木の商品とも悩んだけど、これ、使ってみたかったんです。
お揃いのワゴンもあります。
合わせて買おうか悩んだけれど、また次の機会に。
こういうチェストをポツンと置くのに憧れます。
脚付き家具、好きです。
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