うちの高3女子が考えている、これからの世の中って?

子育て

今の若い人って、どんなことを考えているんだろう?
年齢を重ねて行くに連れ、属する世代も変わり、自分が若い頃とは世の中も変わり。

10代や20代の人の今思っていることがわかりにくくなって行きます。

時折、ジェネレーションギャップを感じつつ、娘たち世代の考えていることをちゃんと受けて行きたいなと思う今日この頃。

 

そんな折、娘がこれからの世の中に思うことを話す機会がありました。

 

先日、娘を塾へ送って行く時のこと。

寄るところがあっていつもとは違う道を通ると、年金事務所がありました。

「年金事務所って、年金の仕事してるとこでしょう?
ぶっちゃけ、私には関係ないけどね」 と、娘。

 

・20歳になったら年金保険料は払わなくてはいけない
(正確には手続きによりこの限りではありません)

・でも、自分が高齢者になった時には年金は確実に貰えない

・社会保険に加入するような就職をした場合、給料から勝手に年金保険料は引かれるからやっぱり払わなくてはならない

 

つまり

自分たちの世代は、自分の老後のためでなく、現在もしくは近い将来の受給者のために保険料を納めることになる。

払い損だよね。

決まりなんだから、払うしかないし、イヤでも給料から勝手に取られるんだけどさ。

 

確かに、そう。

私自身だって、誰のために払っているのか疑問に感じることがあるのです。
年々受給年齢が引き上げられ、せめて払った分だけは貰えるといいな、くらいに思っています。

それが若い世代だともっと状況は厳しくなっているでしょう。

 

「消費税も上がって、(年金を)貰えないのにお金取られて。だから老後のために自分でお金をどうにかしなくちゃいけないし。
少子化で子供産めとか言うけど、暮らして行けなかったら産めないじゃん。女の人が働き続けるって、まだまだ大変だし。」

 

今はまだまだ、女性の置かれている環境は決していいとは言えません。

育児も家事も女性の役割とされている風潮が根強いし、キャリアや給与を維持しようとすれば、結婚や出産をしないと言う選択肢を取る人もいます。

また、結婚や出産を別にして考えたとしても、女性が真の意味で、仕事内容・評価・給与・待遇などで男性と同格に肩を並べて働けている職場はまだまだ少ないです。

 

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色々な話をしたあと、娘は言いました。

 

「日本、おかしい。

政治も変だし、自然も汚れてるし。

でも人って、やばいよ、では動かないから。

きっと、一回壊れてみないとわかんないの。

 政治が崩壊するまで。
 人が住めなくなるくらいに自然が壊れるまで。

きっと、私が生きているうちに日本は壊れると思う。
そこで初めて、どうにかしよう、ってやっとなって。

生活も破たんするし、環境もやばくて地下に潜って生活するとかさ。
いや、地下も汚れててだめか・・・。

私がおばあちゃんになる頃までに、直り終わってくれたらいいけど・・・どうだろうね?」

 

悲しい展望だなぁ、と思うけれど、ある意味それは的をついている気がしました。

今はどうにかなっているし、別に困ってないし、ちょっとくらい大丈夫、これからもどうにかなるんじゃない?

どこかで誰かが悲鳴をあげていても、自分の日常に直結していなければ知識や情報としてのみ取り扱われ、変えて行こう・気を付けようとはなかなか思えない。

壊れて初めてコトの重大さに気が付く。

 

母心は複雑でした。

私が子供を産んだのはもう20~18年前ですが、その当時でさえ政治も環境も危険信号を出していました。

大変な時代に産んでもいいのだろうか?
幸せに生きて行くことが出来るだろうか?
この世に生を受けたばかりに苦労をさせるのではないだろうか?

そう悩みながらも子供を持つことを決心しましたが、当の子供はやはり将来にあまり明るい展望を持ってないのかな。

 

そんなことを考えていると、最後に。

 

「でも、私、毎日楽しいし。

勉強も頑張るんだ。

今、幸せだからさ。」

 

勉強辛いって、時々夜中に泣いてるくせに。

今が幸せ、って言えるなら、大人になってママになっておばさんになっておばあちゃんになっても、大変なことはちゃんと乗り越えて行けるでしょう。

 

順番から行くと私は先にこの世を去って、娘の言う「一回壊れて、作り直したいい世の中」は見られないだろうけど、ちゃんと最後にハッピーエンドに持って来るあたり、これからの若い人たちはいい意味で何かをやらかしてくれるんだろうなと思います。

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